2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

インドの結婚式では、花嫁は細かくて美しい模様を施し、その中に花婿のイニシャルを隠しておく・・・なんていう、かわいい演出もあるとか。

今、ひそかに興味があるのが「ヘナアート」。国によっては「ヘナタトゥー」「メヘンディー」とも呼ばれています。ハーブ系の植物からとった染料で、手足に模様を描くお洒落の一つです。「祝い・幸せ・守り」の意味もあるようです。既婚者は写真のように指先を黒くします。ヘナのデザインブックも売られています。

新年を迎えるために家族で新しい服を作ったり、家の中のカーテンや絨毯を新しくしたり、花を飾ったり。ただし、食べ物屋さんは日が暮れてからでないと開店しません。(yuki)

ハリラヤは日本でいうと「お正月」のようなもの。つまり今は、新年を迎える準備のときでもあります。師走の賑わいでしょうか。イスラム教の人たちが多く住むゲイランとブギスには、華やかなイルミネーションが飾られ、巨大テントが出ています。テントの中にはハリラヤに必要なものを売る店が500軒ほど入っています。

イスラム教の人たちは、今「ラマダン」と呼ばれる断食のときです。1ヶ月もの間、日の出から日没までいっさいの食べ物を口にすることができません。それでも仕事はあるし、学校はあるし、たいへんなことだろうと想像します。この「ラマダン」が明けると「ハリラヤ・プアサ」と呼ばれる、イスラム教にとって、一年で一番大切な日がやってきます。今年は10/13。シンガポールでは祝日になります。

ご覧通り、ここは他ホーカーでおなじみのプラスチックの食器ではなく、発泡スチロールの簡易食器です。スプーンもフォークもぺらぺら。大きななべでは約1000人分のスープを作れるそうです。それだけでも美味しいサフランご飯に、煮込まれてやわらか〜い骨付きチキンのミをほぐして、カレーをちょっとずつかけながら食べました。インド系の人はもちろん手食です。一口食べて行列に納得。いい汗かけます。(yuki)

メニューはマトンとチキンの2種類だけ。私はチキン(4ドル)を注文。

リトルインディアにあるホーカーセンターは、国内の他のホーカーに比べてやっぱりカレーの店が多い気がします。このホーカーもそうですが、中で一軒、いつも行列を作っている店があります。この写真は平日のお昼時をはずした時間帯ですが行列でした。ホーカー全体はガラガラなのに、この店の近くのテーブルは人がいっぱい。

でもやっぱりインドだけあって、ぞうはぞうでも、ちゃんと耳の小さなインドぞうになっています。アフリカぞうはいないようです!?(yuki)

リトルインディア界隈では、ぞうをよく目にします。公園の入り口やお寺や前、お土産屋さんの小物類にも、ぞうをモチーフにした雑貨が売られています。ぞうの顔つきがどれもかわいいんです。

市場の前の大通りは、ディーババリにそなえて飾りつけが始まりました。ディーババリとは、ヒンズー教にとって一年で一番大切な「光の祭典」のこと。今年のディーババリは11/8です。(yuki)

野菜も果物も新鮮で安いので、ついつい買い込んでしまいます。野菜は新鮮なだけでなく珍しいものも一杯。そしてたいてい日本サイズより大きいことにも驚かされます。見て歩くだけでも楽しい場所です。

リトルインディアには大きな市場があります。野菜・果物・肉・魚・スパイス・乾物など大きくエリア分けされています。肉は「鶏肉専門」「マトン専門」などに分かれていますが、広い市場内に「牛肉専門」はここ一軒だけ。宗教の関係で需要が少ないからでしょうか。肉は目の前でどんどんさばかれていきます。

写真は近所の総合病院です。敷地内はみどりがあふれていて植物園かと思うような素敵な病院です。ドクターの評判も良いです。ちなみに、この病院の眼科は平均8日待ちだそうです。日本のように受付から2,3時間待ちなのと、予約制だけど数日待ちではどちらがいいんでしょう・・・。どちらにしても、私たち日本人はこれらローカル病院に行く場合、日系病院の紹介状が必要です。(yuki)

病院の待ち時間が長いのは、日本もシンガポールも同じみたいです。政府の調査によると、特に眼科と整形外科が長く調査結果を見てびっくり・・・。たとえば、C病院(調査結果は実名で新聞にのっていました)の眼科では62日だそうです。T病院の整形では4ヶ月・・・。その間、痛みや不自由さを我慢して過ごさなければいけないのでしょうか・・・辛すぎます。